読書

白鯨

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てか前回の『キリマンジャロの雪/ヘミングウェイ』の話のときに白鯨読んだって書いたけどまだ紹介してなかったすね!
去年の5月くらいに読んだんかな、アメリカのある捕鯨船がでっかい白鯨(Moby Dick)を追い求めるお話、メルヴィルの『白鯨~MOBY DICK~

とりあえずの感想としては、この本まじ読みづらい笑
原作1851年発刊の自分が買った翻訳されたやつも初版1950年代初めくらいだから、文体も古いし言葉自体古かったり難しかったりでめっちゃ「??」て感じ笑
そしてこの本、例え話がめちゃくちゃ出てくるんだけど、その例え話がめちゃくちゃ分かりづらい笑
何か旧約聖書とかギリシャ神話から引っ張ってくる話が多いから、全然ピンとこない。伝わってこない。例えないほうが分かり易いんじゃないかっていうくらい笑

あと多いといえばこの本1000ページくらいあるんだけど、多分1/3くらいはストーリーと関係ない話出てくる。
鯨の種類、生態、クジラの絵画の歴史とか、捕鯨とは、捕鯨の歴史、とかみたいな笑
この人が鯨好きなのは分かったけどマジで関係ねぇ~て思った笑
しかも話の間間に入れてくるから、ストーリー全然進まなく感じるのよね笑

まーでもこの人本当に鯨好きで文献とかめっちゃ読み漁ったんだろうな。一応乗員として4年くらい実際に捕鯨船乗ってたらしい。
鯨好きな人にだったら激アツな作品かも。
鮫とか巨大イカの話とかだったらもっと愉しんで読めたかな、自分は笑
オススメっていえる感じではないけど、気になる方は是非どうぞ🐳🐳

あ、ワンピース好きな人は気付いたと思いますが、このMoby Dick(白鯨)、白ひげ海賊団の海賊船のモビィディック号と一緒ですね~。
あと、メインキャラクターの捕鯨船の船長さんは片脚ありません、棒入れてる。ゼフだね、ゼフ。
尾田先生もこの本読んだんかな~
ちなみに自分がワンピースで一番泣いたエピソードはサンジがゼフの船出ていくシーンだったなー。「オーナーゼフ!」みたいな笑

おまけ

先ほど読みづらいって書いたんだけど、やっぱりこの本の読みづらさは有名らしい笑
wikipediaにこんなこと書かれてた笑

本作品は大長編である上に、難解かつ全体の雰囲気が暗鬱で、読み通すことが難しいことでも名高い。鯨に関する当時の知識の叙述や、当時の捕鯨技術の描写などストーリー外の脱線が多く、またイシュメイルやエイハブなど人名が旧約聖書から象徴的に引用されていることなどが、名前が知られているほど愛読されていない理由の一つである。

「白鯨」(2023年5月5日 (金) 06:05‎  UTCの版)『ウィキペディア日本語版』


だとさ、チャンチャン👐👐笑

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